痩せたいと思った。
クライミングをしていたら、程度の差こそあれ誰しもが思う事だろう。
で、いろいろ調べて栄養について勉強した。
こだわれば、けっこう細かいところまで自己管理出来る事も分かった。
それらを徹底するとけっこうお金がかかる事も分かった。。(プロテイン、サプリメント等)
どこまで徹底するかはともかく、摂るべき食べものと控えるべき食べものを知っただけでも
得たものは大きい。
要約すると以下になる。(ここ2週間ほどで得た知識なので参考程度に見てください。)
三大栄養素:タンパク質、脂質、炭水化物(糖分)がある事を知った。
・クライマーはタンパク質を一般的な人より多めに摂った方が良い。
<1.7~1.8g×体重/1日>
(トレーニング強度による変動なし。)
・脂質はなるべく少ない方が良い。(がしかし、必要不可欠な栄養素でもある。)
体重1㎏辺り0・5~1・0g
(トレーニング強度による変動なし。)
・炭水化物。体重1kgあたり7~10g/1日
(トレーニング(クライミング)の強度に応じて調整する。)
・栄養補給のタイミング
運動中。
アミノ酸、糖分補給によりパフォーマンスの維持、消耗回復の助け。
運動直後30分以内。(とても大事。)
運動直後に摂った栄養はほとんどが回復に使われ体脂肪になりにくい。
就寝前。
筋肉は寝ている間にしか成長しない。
体が栄養で満ちている状態が大事。
さらに細かく学んだ事もあるのだけど、おおまかには上記の事が重要だ。
およそ、栄養に関する知識を何も持たずに好みの物を多く食べていると「タンパク質が少
なく、脂質が多い。」食生活になっていた事が分かる。
それに以前の自分の食生活と比較してみて改善すべき要素というのは実は減量を目的
をした節制ではなく、理想的な体作りのために「何をいつ食べるか。」が重用だった事に気
付く。
だから、むやみやたらと食事の量を減らすのではなく、食品の成分を知って理想的な食事
を心がけるべき。
つまり、「高タンパク低脂肪」な食品を選び、「運動後、就寝前」の適切なタイミングで適切
な量を食べる事が大事なのだろう。
炭水化物も脂質に注意すれば、必要な量は案外しっかり食べられる量になる。
これだけを理解し実践するだけでもクライマーとしての体作りには大いに貢献しそうだ。
(これらは健康にも良い事実なのだけど、より登れるようになれるかどうか基準で書いてい
た事に今気付いた。。)
とまあ、クライマー的食習慣は案外いろいろ食べられるみたいな書き方をしたけど、やはり
甘いもの(特にケーキ的なお菓子)はかなり制限されるし、脂っこい食べものはほとんど食
べるべきではない。
飽食の世の中では誘惑との厳しい戦いである事は確かだ。。(実は僕は大の甘いもの好
き。)
でも、実際効果が表れるともう元には戻れない。(一応の目指すところに辿り付くまでは。)
食習慣を変えてから2週間ほど経過したけど、すでに効果は現れている。(と思う。)(可能
性を感じなかったムーブも起こせた!)
これは逆に言うと食生活を元に戻すとその分登れなくなる可能性が大だという事だ。
クライマーにとって、登れなくなるというのは脅迫に近い。
それを回避するためなら、ガマンするしかない。
あ~、、しばらくは節制の日々だ。
*今日の肝
・高タンパク低脂肪な食生活。
食べるタイミングが重要。