「スモーXxXX 7a」、完登。
ワンテン地獄にはまりつつも、急げ急げ作戦で核心までのアプローチを駆け抜ける。
いい加減、ムーブも自動化して、トラバースを繰り返す度に消耗が軽減されている事を実
感。
何度かトライを繰り返し、1時間ほどのレスト後、存外にあっさり完登。
肩の荷が下りた。(笑)
« 4 月 2010 | メイン | 6 月 2010 »
「スモーXxXX 7a」、完登。
ワンテン地獄にはまりつつも、急げ急げ作戦で核心までのアプローチを駆け抜ける。
いい加減、ムーブも自動化して、トラバースを繰り返す度に消耗が軽減されている事を実
感。
何度かトライを繰り返し、1時間ほどのレスト後、存外にあっさり完登。
肩の荷が下りた。(笑)
スモー、完登トライ。
完登トライを試みるも、どうにも最後の終了点取りが決まらず、ワンテン地獄の気配。
ムーブは解決しているのに持久力がもたない。
核心手前のトラバースを*「急げ急げ作戦」にしてみると、どうもこれまでよりさらに消耗が
軽減されて来た感あり。
その後、何度かトライしてみると終了点に指先が引っかかるところまで行けた。
ワンテン地獄に若干萎えかけていたけど、これは狙えそうなので次回もトライしてみる事
に決定。
*急げ急げ作戦
壁にいる時間をより短くする事で物理的に消耗を少なくしようという戦術。
前傾壁においてより効果を発揮する場合が多いがボルダーのように激しい消耗を強いら
れる場合には垂壁でも積極的に使いたい。
ただし、ルートなどのように、レストポイントが多数あるような場合はレストしながらゆっくり
登った方がより消耗を抑えられる場合もある。
ラインの性質によって臨機応変に使い分けよう。
ちなみにこの日の午前中、日課のウォーキングを兼ねて八剣山に登って来た。
この八剣山、一般的な登山道は老若男女が楽しむ憩いの山なのだけど、その反面、ナイ
フリッジに近い狭い稜線を登れるルートという別の顔も持っている。
高さこそ498Mとさほど高い山ではないけれど、アップダウンを繰り返す岩稜登りの内容は
僕にとって決して侮れるものではなく、バリエーションルートとしも充分登り応えのありそう
なものだった。
今回はその偵察も兼ねて登ったのだけど、いずれパートナーを見つけて登ってみたいルー
トだ。
スモーXxXX 7a、完登トライ。
終了点間近はスポートXxXX 6aのムーブで終了。
最終的に終了点まで後一手というころまで到達するもフォール。
完登成らず。
=ムーブを知りたくない方は以下をスクロールしてください。ここから。 =
今回はまず、スモーの終了点部分のムーブである、スポートXxXX 6aを登った。
この課題、すごく良い課題だと思った。
スタートホールドから高い位置にある終了点を取りに行く一手物なのだけど、ランジやデッ
ドなど力で取りに行こうとするとこれがなかなか難しい。
付与されている、6aというグレードが何かの間違いじゃないかと思ったほどだ。(笑)
だが、しかし。
デッドというよりはスタンスにしっかり乗り込み、意識はスタティック気味ですらある感じ。
スタンスで滑るとズルッと落ちてしまうが、うまく乗れればおもしろいように次のホールドが
取れる。
一度決まればおもしろように高確率で終了点が取れるようになり、愉快なので、何度も何
度も同じムーブを繰り返したほどだった。(笑)
一手物の地味な課題だが巧みなムーブを駆使して登るという意味で、とても良い課題だと
思った。
当然、これを繋げて来る、スモーXxXX 7aは手前で消耗させられた後にスポートのムーブ
をこなすので、極めて高いムーブの精度を要求される。(僕個人と相対的な難度。)
最後のムーブは高い集中力で望み、完登しよう。
=ムーブを知りたくない方はスクロールしてください。ここまで。=
スモー、トライ後、インベーダXxXX 7bの核心ムーブも探ってみる。
7bが付与されているだけあって、なかなか悪いムーブ。
垂壁をぷるぷるする感じで、一応、ムーブは解決。
スタンスが悪く、基本的には足さばきがやはり重要か。
つま先にも神経を集中させられる良い習慣が付けられそうだ。
これは「クライミングは「2本の腕と2本の足で登る。×」ではなく、「4本の支点で登る。○
」という意識。」という意味でとても良い習慣付け、訓練になりそうで良い。
「スタンスに乗る」のではなく、「スタンスを掴む」というイメージだ。
*今日の肝。
・つま先にも神経を集中して、悪いスタンスを掴もう。
終了点取りはまだ一度も出来ていないのだけど、後は気合いの問題かも知れないので、
とりあえず一度だけ完登トライを試みる。
結果は後は終了点を取って完登というところまで登るも、終了点取りに失敗してフォール。
で、今回はここからシークレットで。
=ムーブを知りたくない方は以下をスクロールしてください。ここから。 =
例によって終了点取りが恐ろしく、決心しかねて、もちゃもちゃしているうちにスローパーな
のか本当に持てないのか、なんだかよく分からないようなところを「ぺち」っと叩いてフォー
ル。。
その後、やはり一度、終了点取りをきちんと成功させなければ話にならないなと思い、終
了点取りを試みる。
完全なスタティックは無理でも、なんとか、よりスタティックに近い安定した動きで取れない
かと試みるもやはり悪い。。
その内、左の丸くて甘めのホールドに指が4本入り、親指も添えて使える事に気付く。
これにしっかりしたフリクションが加われば、終了点取りはかなり安定したものになるかも
知れず、実際、左手にはこれまでで最も安心感はあった。
大分よれていたのと、夕方になり湿りだして来たので、次回試したいと判断して終了。
=ムーブを知りたくない方はスクロールしてください。ここまで。=
その後、まだ時間があったので、なまらクロイダーの「なまら」部分のムーブを探る事に。
当日、解決したムーブは。
離陸から数手は問題無い。
トラバース後のクロイダーの離陸バンド取り。
これが核心だろうか。
これがまた、特筆したいおもしろいムーブだったのだけど、いずれまた「なまらクロイダー」の
完登を目指す時に記したい。
クロイダー、もう少しだったのに完登成らず残念。
なんだが技術的な面よりメンタルで負けているところが残念だ。
次こそは気合いを入れよう。
引き続き、クロイダー。
ムーブのパズルを解く。
結論から言うと最後のガバ?(ハテナというのは触ってはいないから。)取り直下の三本
指くらいのポケットまでのムーブは解決した。
結局、中間部のムーブ、というかスタンスも二転三転して、最終的にこれはと思ったムー
ブに落ち着いた。
ちなみに当ブログ。
今回からオンサイトトライを妨げない配慮を徹底する事に。
これまでもオンサイトトライ対象者やムーブをご自分で解決する事を楽しみにされている
方に多少配慮する書き方をしていたつもりなのだけど、結局それだと書きたい事を「もにょ
もにょ」と書かねばならず、書くほうも見るほうも煩わしいかなと思ったからだ。
そんなわけで。
=ムーブを知りたくない方は以下をスクロールしてください。ここから。 =
クロイダー、離陸からの数手のムーブがとても悪く感じたので、上部に立ち込んだら、後は
終了点まで楽ちんかなと思っていたけど、それはとんだ誤算だった。
ポケットホールドも安心して持てるものでは無く、スタンスもなんか微妙。
それにムーブを探ろうにも、まず立ち込むところまで登る事が大変だった。
(立ち込みムーブを繰り返す段階で、どんどん消耗する。。
おかげで最終的には良くも悪くもムーブが安定して来たが・・・。)
ここでも何度か試行錯誤を繰り返し、最終的に後は終了点ガバに飛びつけばOK?という
ところまで到達した。
ただ、ここでまた問題発生。
終了点ガバ取り・・・。
「高いので怖い!」。
確かに終了点は下から見てもガバに見えるし、飛び付けばまず大丈夫なように見える。
ただそれはそう見えるというだけで、ガバには触った事も無いし、「ああ、あれはリアルガ
バですよ。」という第三者の証言を聞いたわけでもない。
人間、そういう得体の知れないものはこわいものである・・・。
これが分厚いマットのジムやロープで確保されているルートなら、躊躇なく飛び付いたと思
う。
むしろそれが楽しいくらいだ。
でも、ここでは違う。
猫のように巧みな防御姿勢を取りつつ着地しないと怪我をしてしまう。
ただ、それが本来のボルダリングなのだろう。
う~ん、クロイダー、最後まで味わい深いラインだ。。。
最後は男も女も漢(おとこ)を試されるのか。(笑)
それとも何か良いスタンスでそろりそろりと手を伸ばせるのだろうか。。
次、探ってみて良いスタンスがみつからなければ漢試しだ。(笑)
クロイダー、ムーブを探っている段階ではとても難しいものに感じた。
もちろん、今でも簡単に感じているわけではないけど、フェイス部分に立ち込んでからはチ
ョークアップが出来るくらいには休める傾斜になる。
ともかく完登を目指す資格程度の力は自分にもあると思うので、完登をより現実的なもの
にしたい。
=ムーブを知りたくない方はスクロールしてください。ここまで。=
というわけで、今回の記事はこんな感じになりましたが
本文を読んでない方にはなんのこっちゃという感じですみません。
ともかく、漢(おとこ)を試される感じです。(笑)
「ダニパラ 6c+」 完登。
ドリルマンブロックにある右から左へのトラバース課題。
前傾しているかと思いきや、スタンスは張り出していたりする岩の形状なので、スタンスの
位置次第でとても楽になったり、苦しくなったりした。
一度は終了点まで行きながらも、完登が10なら9.5くらいで落ちてしまった。
両手で終了点を持ったけど、ぶらさがってヨシとなる前にずるっと足を着いてしまったといっ
た感じ。。
当然、完登とは言えず、再トライ。
日を跨いでの機会に持ち越してのたくなかったので、段々、プレッシャーがかかって来る。
そして、再トライ。
最後はとても良いスタンスを見つけてトラバースしながら、余裕を持って終了点。
今度は落ち着いて、「どっこいしょ」と完登した。
ところでこの課題。
さらに先へと延ばせそうだ。
終了点の横はカンテになっているのだけど、このカンテにもそこそこの難易度の課題が設
定出来そうだった。
他人が作った課題から先へ繋がる事になるから、公にグレーディングして良いものか分か
らないので、ふわっとした感じで書くけど、ルートのように長くなり、個人的には楽しめそう
だなと思ったので、さらに繋げて完登して密かにニヤリとしたい。