初めて行く岩場、神居岩へ行った。
一度も神居岩へは行った事のないメンバーばかりで行くため
トポと事前情報のみを頼りに岩を探す。
比較的分かりやすい場所にあり、アプローチのハイキングコースの分岐のみ
手探りの状態で登り出すが無事、岩に到着。
さて、岩に辿り着くことはまず良しとして、次はルートを正しく把握しなればならない。
これまた事前に聞いていた情報を頼りにボルトやアンカーを探す。
いくつか目当てのルートを見つけ出し、本日登るルートはまず見つけ出せたので良し。
岩質は蛇紋岩。灰色でチョークの色に近く、遠めにはホールドの位置関係は分かりにくい。
本来、チョークはオンサイトの妨げになるので、登攀終了後は掃除して
消し去るくらいだというから、チョーク跡が分かりにくいのは本来あるべき姿に近いのだろうね。
4/19
「樺太鉄道11a/b」 RP 2便
「タンポンひでき10a」 オンサイト
「ゲバコンドル10c/d」 フラッシュ
初めての岩質が新鮮だった。
この日、最初に登ったタンポンひできはフェイスで、灰色の岩の色とフェイスの壁は
漠然と持つアルパインクライミングのルートのイメージに近く、勝手に想像を膨らまして楽しめた。
どのルートも初めて取り付く上にルートの特性についての
助言をくれる人も周囲に居ないのが今回特出すべき事。
こういう冒険的要素がクライミング本来の持つ楽しさなんだろうな。
上記に挙げたルートの他にもゲゲコンドルというルートに取り付いたが
これがトポのグレードにそぐわずとても激辛。
RPどころがトップアウトも出来ない。。
が、なんと、ホールドがひとつ欠けたらしいと地元クライマーの方が教えてくれた。
滅多に行かない岩ではやはりこんな事もあるんだね。
その他にもこうもりが岩から出て来て飛び回ったり、蛇が岩を這い登っていたりと
低山の山中にある岩らしくワイルドな岩だった。
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