ジムのボルダー課題で体感した。
下部で消耗して上部でムーブがこなせない。
試しにと下部を意識して素早く登って(通過して)みた。
すると上部でのムーブがこなせ、到達高度も上がった。(完登出来た。)
下部はルーフに近い傾斜でそのセクションに居る滞空時間を減らす事によって消耗
が抑えられたのだろう。
まあ、当たり前と言ってしまえばその通りなのだけど、僕は比較的ゆっくり登るクセ
というかスタイルで、良いホールドで片手をレストしながら登る形が多かった。
それを意識して登るスピードを上げる事で下部での消耗による上部でのパンプ落ち
を回避出来たようだ。
上手いクライマーはひとつのホールドを保持している時間が短い。
ムーブを次々と起こし、ホールドを保持する時間を断続的にする事で指や腕の消耗
を和らげているのだろう。
オンサイトトライの時などで思い描いていたムーブとは違った場合、どうしても不測の
ムーブを行わざる得ない場合もあるだろうけど、基本的にはスピードを重視したクライ
ミングを今後、意識したい。
*追記
今日ジムで読んでいた本で登るペースについて書かれていた。
被っている壁は素早く、垂壁、あるいは薄かぶりのフェイスなどではむしろゆっくりと
ルートを観察しながら登るという臨機応変な登り方を推奨していた。
*今日の肝
・素早く登れば消耗も抑えられる。
ホールドを保持する時間を断続的に。
ただ、フェイスなどではルートを観察。臨機応変な登りを。
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