今週も義経岩。
天気は悪かったけど、狙いのジュスティーヌじいさんは問題なし。
下部ルーフを二度やって二度ともスムーズ(相対的に。)に繋がった。
くだんのポケットピンチ取りムーブも自分のものに出来たと思う。
例によって足の位置が定まる事によって再現性が向上した。
いろいろ試行錯誤した結果、最終的且つ最も良い位置に落ち着いたと思う。
他にも心配の種だったある位置のクリップ動作もスムーズに出来た。(クリップ核心という
噂?)
当日は二度トライ。
二度とも中間レストポイントまで到達出来た。
むしろそこから先のトラバース、ハング乗っ越しが核心になっている。
そしてここに来てさらにややこしい事実を知ってしまった。
ハングを乗っ越した後にはあるガバホールドを使うのだけど、それを使わずに登るクライマ
ーさんを見てしまった。というか知ってしまった。
なぜ使わないのかというと「ジュスティーヌはハング後に待ち構えている細かいホールド群
を消耗した手でこなすぎりぎり感が良いのである。それにガバを使わない方がルートのラ
インとしてきれいだから。(ガバホールドは実際、ボルトから少し離れ気味である。)」という
ような事を言っていた。
なるほど、以前にも書いたけど、僕もルートに対するそういったこだわりは割りと好きだ。
まあ、初登者が使ったホールドを使った上でのグレーディングなのだから、それはそれで
良いのだけど、クライミングはやはりしびれる(不安定なムーブ、ランナウトで折れそうにな
る心に耐える。)感じが良いわけで、そのしびれる感じを楽しんで登ったルートならより高
い達成感が得られそうな事を考えるとこれはもう後者の登り方を執らないわけには行かな
いのが僕のクライミングのはずだ。
よって、決めた。
僕もガバは使わずにRPとする事を自分ルールとして適用しようと思う。(無論、グレーディ
ングの定義をどうこう言うつもりでは無いです。)
これによっておそらくRPは少し先(たぶん少し。。)に遠のく事になると思うけどそれでいい
と思う。
ジュスティーヌじいさんというルート(構成)が好きだし、そんなルートだからこそより納得の
行く形、よりこだわりのラインでRPしたいからだ。
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