最近、ジムで登り込んでいたボルダー課題があった。
各セクションはこなせるのだけど、つなげると完登出来ない。
もう少しで完登出来そうだったので、何日間にも渡って登り込んでいたのだけど、次第に
以前よりも到達高度が下がって来たり、以前は出来た離陸が出来なくなったりを繰り返す
ようになって来た。
そんな事を繰り返しているうちに精神的にも嫌気が差して来たので、気分転換に別の課
題にも触ってみる事にした。
そして、何日か間を置き、先日久しぶりに冒頭の課題に再トライしてみる事に。
離陸一手目の感触があきらかに違う。
指がしっかりとホールドを保持している感覚が伝わって来た。
その後のムーブも核心部分までスムーズにこなせ、煮詰まっていた時よりあきらかに体が
思い通りに動いた。
この事から言えるのは、なかなか完登出来ない課題に煮詰まった時はあえて別の課題に
触ってみるのも良いという事か。
それは精神面、肉体面両方に与える効果の意味で、精神的にも失敗の記憶をあまり繰り
返さない方が良いし、肉体的にも同じ部位を酷使する事で疲労が抜けなくなる場合がある
とも推測出来る。(自分の能力の限界ぎりぎりのムーブなのでなおさらだ。)
これらの事から言えるのは煮詰まった課題は一定期間あえて行なわず、精神、肉体両面
をリセットする事で良い結果を引き出す戦略とする事が出来そうだという事だ。
*今日の肝
・ひとつの課題で煮詰まった時はあえて一定期間その課題には触らず、
精神、肉体両面をリセットして再びトライすると良い結果になる。
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