検証していたトレーニング方法がありました。
まあこれは方法というか、トレーニング頻度についての検証結果ですが僕個人的にあて
はまったケースです。
【検証中所感】
<ハードイージープログラム>
書籍「クライマーズ・ボディ」に記されているトレーニングサイクルを実践してみました。
・ハードイージープログラムに変更してからの所感を時系列に。
前回はこれまで出来なかったムーブが出来たりとさっそく効果を感じた。
↓
今回はさほど斬新な調子の良さは感じなかったが非常によれにくかった。
いつまでも強度の高い課題を続けられる感じ。
結局、6時間ほど高負荷(自分にとって。)のボルダー課題を登っていた。
↓
疲労が長く残る感じがする。
やはり、長時間打つと疲労もなかなか抜けないだろうか。
↓
ほぼ、結論に達したと言って良いと思われる。
大変、良い結果が出ている。
これまで出来なかったムーブが出来た。
核心のピンチスローパーも、以前より「ぎゅう」と握れた感じだった。(もちろん、このピンチ
を保持出来るかどうかも核心突破のカギ。)
他の課題の成功率の低かったムーブも最も良い状態でのムーブを起こせた。
これまで稀に感じていた、ホールドをしっかりと保持出来ている感覚を今回強く感じた。
推測されるのは、能力が向上したというよりは、トレーニングの負荷を計画的に下げる事
によってレストがしっかりと成され、充分に回復した状態で登る事によって自分が本来持
つ能力を最大限発揮出来た結果なのだろうと思う。(要は超回復のがより良く成された。)
さらに重要な事は、より高度なクライミングが行えるという事は今後のクライミングも比例
級数的に能力が向上して行く(成長曲線がこれまでより急な曲線を描く。)という事だ。
この差は大きい。(より難しいルートをRPするためにはより能力の先鋭化が必要だから。)
黙ってこれまでのローテーションで登っていたら、そのトレーニング方法には無駄が在った
という事だ。(オーバーワーク気味だった。)
(但し今後、あえてオーバーワークを承知で短期的に強い負荷を加えて、その後、長いレ
ストで超回復を図るなどと言ったトレーニング方法の検証の余地はある。)
やはり、体への負荷が大きいクライミングというスポーツの性質上、やたら登り込めば良
いというものでもないのだろう。
負荷の大きいボルダー以外にも登れるようになるために必要なトレーニングはあるだろう
し、(神経系の協調性など、直感的に分かりにくい要素。)今後はそういった他の要素にも
着目して行きたい。
*今日の肝
・これまではオーバーワーク気味だった。(登れるようになって来ていたからまあ良いのだ
けど。)
超回復という実際に登る事以外の要素に着目した結果、良い成果が得られた。
コメント
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