ジムで以前出来なかった課題を完登した。
ランジで取るものだと思っていた終了点のホールドが、実はデッドで足の切れないムーブ
で取れるものだった。
デッドの際に持つホールドは左手アンダー、右手丸スローパー。
終了点はスローパーだ。
ジブスと浅めのガバ(大きなカチ?)スタンスに足を上げ、左手アンダーを引き付けつつデ
ッド。
以前はとても遠く感じた終了点だったけど、今回、デッドをしようと見上げた際は存外に近
く感じたので驚いた。
以前、僕が思っていたのは、この課題は人口壁課題特有のピョンピョン飛べるクライマー
じゃないと出来ないのではないかなという印象だった。(今は僕もピョンピョン飛んでいる時
もある・・・。)
でも、こうして完登してみると、実は重要だったのはランジ等の瞬発力というよりは保持力、
身体張力、引き付ける力等の岩のルートでも普通に要求される要素だった。
僕が持つ上記の能力が向上したのだろうけど、以前は可能性を感じないムーブが出来る
ようになるのだから、不思議というかおもしろい。
ちなみにこの課題、以前にジムで行われたコンペの「赤テープ課題」だ。
テープの色は課題の難度を示し、六つの課題がある。
同じ色なら概ね同等の難しさだ。
ただ、同じ色でも難度に差はある。
比較的、早々に出来た課題から、上記に挙げたように出来る気がしなかった課題もある。
個人的に最も難しいと感じる課題の完登に至ってはまだしばらく先になるだろう。
以前は「赤テープ課題」など出来る日が来るのかなとすら思っていただけに、日々のクラ
イミングやこうしてせっせとブログを書いている成果が出て達成感を感じる。
*今日の肝
・出来ない課題(ムーブ)も本当に足りない要素を見誤らない。
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