当日の天気予報は雨。
それでも、どこか天気のましな方へ向かおうというリーダーの考えにより、義経岩へ向か
う。(最悪、降られても登れるルートがいくつかある。)
現地到着。
岩は湿気り気味も登れなくはない。
同行したメンバーそれぞれの課題のルートも登れるみたいだ。
僕の狙いのルートはスペシャルランチだけど、水の染み出しにより残念な姿に。。
なので、最近はランチが登れない時には恒例のホットラインの下部を登る。
前日の疲労が抜けていないらしく、まったく戦えない。
とはいえ、せっかくだから、ムーブのおさらい。
というか、ホールドもムーブもすっかり忘れていた。。
一応、その日のうちにホールドとムーブの再確認を行い、ランチと合流するところまでの流
れは繋る。
今度は忘れないように写真に記録した。
その後、ホットラインはまったく戦えないので、ヌンチャクは回収。
では、何を登ろうかなと考えるも雨と岩の湿気りでルートは限られる。
そこで以前から気になっていた大ハング(写真上部のハング)の試登を行なってみること
に。
このハング、左右にはルートが設定されているのだけど、中央を通過して越えるルートは
無い。(トポにも載っていないし、現地に精通したベテランクライマーさんに聞いても知る限
りない。)
確かに顕著なホールドも無いし、切れ落ちたハングではスタンスを拾う事も困難だ。
ただ、それゆえに、悪いホールドで厳しいムーブを起こす、すばらしいルートが出来ないだ
ろうかという期待も膨らむ。
結局、当日はハングを越えられるムーブは発見出来ず。
それでも、人差し指と小指だけがかかるというわけの分からないホールド。(笑)
パーミング気味に保持出来るホールドに激カチ。
などなど、あるいは体がリフレッシュした状態ならという一縷の望みを残せそうな要素も得
つつ試登を終えた。
これもある種の開拓ですかね。
これでもし、上記のハングを中央から越えられるムーブが発見出来れば、一応、新ルート
が生まれるのかな。
既存ルートの中間部分に別セクションを設け、繋げるだけのものだけど、そのムーブはボ
ルダーとしてもそれなりの難易度があると思われ、ルート数が多いとは言えない義経岩で
は、なかなか楽しめるルートになるのではないかなと思う。
コメント
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