メンバー:たまやん、たろー、N川、かわぞー。
湯ノ沢川は随分前にも訪れた事がある沢だ。
当時は読図なども出来ず、地形図を漠然と頼りに入渓。
実はこの時、沢を間違えて敗退している。
そもそも、入渓地点そのものを間違えていて、終いには沢筋の流れも涸れ、これはいよい
よ沢を間違えたと気付き、その時にはもう沢を登ろうなどというモチペーションもなくなる。
来た道を引き返し、とぼとぼと帰路に着いた。
で、今回は磐石の布陣でリベンジに臨む。(実はまた間違えていて、これは3度目の試み
だ・・・。)
地形図を確認しつつ、いよいよ、本来訪れたかった沢に入渓成功。(笑)
荒れた林道を歩き、標高を稼げるけど、沢にあるきれいな渓相を見逃したくないので、早
めに入渓する。
それは正解だったようで、きれいな滑や樋(とい)状の渓相など、良いものを見れた。
いくつか目を楽しませる景色が続いた後、あまり変化の無い登りが続く。
その後、4Mほどの滝を巻くのだけど、この巻きがちょっとやっかい。
トップで登った僕はちょっと怖いトラバースを強いられる。
後続にあえて同じルートは危険と感じたので、さらに迂回して巻くように伝える。
迂回するルートも泥や笹薮で滑る、登り難い急斜面。
沢初心者が多いパーティ構成だったので、一応、ロープを出す。
全員滝を巻き終わり安堵。
ただ、それも束の間、次は沢がいきなり暗くなりだしてきた。
理由は雨雲によるもので、数分後には大粒の雨が降り出す。
しかも雷のおまけ付きだ、、
丁度、この沢一番の見所の「すだれ状の滝」に差し掛かったところだったのだけど、それど
ころではないので、早々にその場を離れる。
この滝も直登出来ないので右岸を大高巻き。
もう少しで沢から出れる林道との交差地点だったのが救いだった。
高度計は林道のあるはずの高度を示している。
まだかまだかと林道を探しつつ、もしや見過ごしているのではという不安も。
間もなく、沢を跨ぐ林道を発見。
やっと、緊張から解放され、後は登山道を下山して終了。
雷雨という、初めての経験に恐れおののいた山行だった。
今後はもっと、気象条件にもシビアにならなければと反省。。
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