晴れ~薄曇り 行動時間6時間
メンバー:かわぞー たまやん
黄金沢川。
奥徳富岳(1346M)山頂付近に突き上げる沢。
数十mほど続く滑床や岩盤が平に露出した渓相など、景色も楽しめる。
地形図を見た限りでも山頂往復には時間がかかりそうだと感じたけど、登り始めると実際、
そう標高を稼げない内にお昼を回ってしまった。
入渓時間が少し遅かった事もあり、当日は標高330m辺りで下山する事に。
最終到達地点と定めた場所にはきれいな滝があり、(写真の滝。)左岸を登った。
上部まではガレたルンゼ(写真右端にたまやんが写っている。)を登り、残り少しだけ岩を
攀じる。
僕基準ではフェルト靴でフリーソロ出来るぎりぎりの内容かな。
さらに先がどんな渓相か楽しみになった。
今度は山頂往復を計画したい。
当日の天候は薄曇り。
雨が降り出しはしないかと心配になったけど、幸い杞憂に終わる。
僕は沢登りをする際に決めている事がある。
遡行当日の天候が不安定なようなら、クライミング。
前後も晴れで、予報も安定しているようなら沢だ。
本当は自分が遡行する沢の地形図から、さらに有効な判断材料が読み取れると良いの
だろう。
流れ込む支流の数や規模、周囲の斜面の傾斜、万が一増水した場合、退避出来る地形
状況か、あるいは危機的か。
それらから有効な情報を得るには相応の知識と経験が必要で、一朝一夕に身に付くもの
ではないのだろうけど、そういった事に思いを巡らせ、自宅でも楽しく、あるいは緊張したり
しながら地形図を眺めている。
コメント
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