「ぬりかべ 6c」 完登。
当初、思い描いていたムーブとは少し違ったものとなり、結局、苦し紛れに出た一手が自
分にとっては一番楽なムーブだったようだ。
前回なぜ、このムーブが出なかったのか不思議なくらい自然に出たムーブだったけど、往
々にしてクライミングにはこういう事が多い。
やはり、指や体幹がリフレッシュした状態である事が大きいのかな。
よれている状態だと、頭では動きを理解していても、消耗した身体はその理想の動きを再
現出来ないのかも知れない。
ある日には出来ないムーブが、ある日には不思議なほど出来たりとか。
もちろん、好不調もあるのだろうけど、以前は出来たムーブが出来なかったり、付与されて
いるグレードの割りに尋常じゃなく悪いムーブある時は日を変えてみるのも戦略か。
そんなこんなで、ぬりかべ 6c完登。
そして、いよいよクロイダーに本腰を入れてトライ。
一応、完登を目指しての本気トライだ。
結果は離陸から左手ポッケまで繋がったけど、そこまで。
一手一手が僕にとっては尋常じゃなく悪い、、(これはグレード通りだろう。)
クロイダー完登の厳しさを再認識したものだった。
若干の収穫もあった。
前回、ある部分で置いていた左足の位置を少し変えた。
そうすると以前は切れていた右足が切れず、両足とも切れなくなった。
これにより、あるホールドを取りに行く事がとても楽になった。
僅かなスタンスでもやはり切れているのと乗っているのではまったく違うなと今更ながら
実感。
結局、その後トップアウトだけでもと試みるも、以前取れたホールドが何度試しても取れな
い。(それこそ、日を改めるか。。(笑))
その内、ポッケに入れていた指の皮がべろりと剥けて戦意喪失。。
いい加減、指力も消耗して来ていたので、その日のトライを終了した。
*今日の肝
・以前、出来たのに出来ない、付与されているグレードの割りに尋常じゃなく出来ない、等
のムーブがあったら、自分の身体の状態も疑ってみる。
リフレッシュした状態で登ると、案外あっけなく出来てしまう事もある。(出来ない事もある。)
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