スモー、完登トライ。
完登トライを試みるも、どうにも最後の終了点取りが決まらず、ワンテン地獄の気配。
ムーブは解決しているのに持久力がもたない。
核心手前のトラバースを*「急げ急げ作戦」にしてみると、どうもこれまでよりさらに消耗が
軽減されて来た感あり。
その後、何度かトライしてみると終了点に指先が引っかかるところまで行けた。
ワンテン地獄に若干萎えかけていたけど、これは狙えそうなので次回もトライしてみる事
に決定。
*急げ急げ作戦
壁にいる時間をより短くする事で物理的に消耗を少なくしようという戦術。
前傾壁においてより効果を発揮する場合が多いがボルダーのように激しい消耗を強いら
れる場合には垂壁でも積極的に使いたい。
ただし、ルートなどのように、レストポイントが多数あるような場合はレストしながらゆっくり
登った方がより消耗を抑えられる場合もある。
ラインの性質によって臨機応変に使い分けよう。
ちなみにこの日の午前中、日課のウォーキングを兼ねて八剣山に登って来た。
この八剣山、一般的な登山道は老若男女が楽しむ憩いの山なのだけど、その反面、ナイ
フリッジに近い狭い稜線を登れるルートという別の顔も持っている。
高さこそ498Mとさほど高い山ではないけれど、アップダウンを繰り返す岩稜登りの内容は
僕にとって決して侮れるものではなく、バリエーションルートとしも充分登り応えのありそう
なものだった。
今回はその偵察も兼ねて登ったのだけど、いずれパートナーを見つけて登ってみたいルー
トだ。
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