クライミングを始めてから行くのは初めてのアヨロ海岸。
以前にクライミングシューズも持たずに立ち寄り、何やら楽しそうなだなと思いながら岩岩
を眺めた事はあったけど、目的の課題のために訪れたのは初めてだ。
全体にのぺらとした形状の岩が多く、一本指などの極小ポケットが多いのが特徴的で、場
所によってはクラックも走っていて、ボルダー以外にも通い応えのありそうなエリアだ。
岩質は粗く、長く打つと指皮を持ってゆかれる。
今回、僕の目的は「ぬりかべ 6c」。
結果はまったく歯が立たず。。
小一時間も課題の取り付きでモジモジするだけで一向に離陸出来ず。
やっぱりボルダーはすごい。(高難度のムーブが地上約1メートルくらいにさらっとある!)
こんなふうに一冬、多くの課題のムーブを試行錯誤していれば、ルートにおける登攀能力
向上にも大いに貢献するだろう。(というか、ボルダーおもしろい!)
ともかく今回得た事は「ぬりかべ」が一筋縄ではいかないという事。
少し他の課題もおさわりして、またモジモジしようと思う。
その他、ホーン岬(トポ参照)を回り奥の浜へ。
「緑のフェース6a」を登る。
離陸付近ではフラッギングを駆使した、なかなかかっちょいいムーブも出る。
これも6a。やっぱ、僕が少々打って登れるのは今のところ6aくらいなんですかね。
ボルダーのグレーディングもちょっと分かって来た。
先日の「ハラハラ 6a」、今回の「緑のフェース6a」、その他には「ぬりかべ側面 5c」。
まだ、ちゃんと登れたのはこの三つだけど、他の課題を思いだすと有珠海岸エリアの「チ
ャランケ6c」、「やどかり6b」などは離陸(SDスタート)が可能性を感じないほど難しく、それ
以外のムーブは何度か打つことで解決し、なるほど、離陸を除けば6a付近にある難度かな
と感じた。(要は離陸でグレードが押し上げられてるのね。)
ううむ、ボルダーのグレーディングも概ね分かって来ましたよ。
そういった意味では「ぬりかべ」はきっと、離陸が難しいのでしょう。(たぶん。)
近いうちに「ぬりかべ」の離陸を解決し完登したい。
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